【重要なお知らせ】日本歯科専門医機構 総合歯科専門医(仮称)を目指す方へ
公益社団法人日本障害者歯科学会
理事長 野本たかと
専門医委員会委員長 小笠原 正
謹啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
2026年は、日本歯科専門医機構認定の総合歯科専門医制度(仮称)(障害者歯科、老年歯科、有病者歯科)が開始される予定です。現在、総合歯科専門医(仮称)(機構認定)を申請予定の下記の方は、日本専門医機構主催の共通研修の受講(単位取得)が必須です。
2025年度の共通研修は、別紙の通り2026年2月から3月までとなっています。計画的に機構主催の共通研修を受講していくことが推奨されます。
総合歯科専門医(仮称)申請可能者と要件(現在検討中の制度案)
1.日本障害者歯科学会の専門医を既に取得している方
- 老年歯科、有病者歯科分野の不足分の研修(WEBセミナー予定)
- 共通研修 試験開始年度までの必須単位を取得
【例】2026年試験開始の場合、2025年と2026年の共通研修の4単位取得
2027年試験開始の場合、2025年、2026年、2027年の共通研修の6単位取得
(専門医と専門医指導医の輩出が急務のため) - 試験
2.現在、障害者歯科学会の専門医研修を開始されている方(専攻生)
- 不足年数分の研修(専門医研修機関に常勤所属(週3日以上勤務)が必須条件)
- 共通研修 10単位(5講演)
- 試験
3.これから総合歯科専門医を目指す方
- 5年間の研修
- 3学会のうち1学会の認定医取得
- 共通研修 10単位(5講演)
- 試験
なお、2025年度共通研修の申込開始日は、令和8年1月9日(金)からとなっておりますのでご留意ください。共通研修の内容と申し込みは、別紙を御確認ください。
ご不明な点がございましたら、メールにて問い合わせをお願いします(日本障害者歯科学会事務局 jsdh@kokuhoken.or.jp )。担当の専門医委員会からメールで回答します。
【受講に際しての要件】
- 専門医の申請および更新時において,専門医機構の共通研修を毎年2単位受講が必須です(4月から翌年の3月)。
- 2単位に関しては5年間のうちに5分野全てを受講する必要があります。
- 1年間に認められる単位数の上限は2単位のため、1年間に5つ受講してもその内の2つしか単位として認められません。残りの3つは次年度に受講履歴を繰り越すことはできません。
- 会員各位が自分で内容を管理し、5年の間に5つの内容すべてを受講するとともに、毎年2つの共通研修を受講することが必要になります。
- 現在、学会専門医の方が機構専門医を申請される場合(学会専門医から機構専門医へ移行)、申請開始時までの機構研修の2単位の取得が必須です。
(例 2026年申請開始の場合、最低でも今年度中の機構共通研修の2単位取得が必須) - 現在、障害者歯科学会の専門医研修を開始されている方(専攻生)は、残りの研修期間で5つの分野の10単位取得が必要となります。
- 新規専門医申請者は5年間の機構共通研修(毎年2単位)受講が必須なので、早くても2031年度から申請可能です。
- 3学会のうち1つの学会の認定医取得が機構専門医の申請要件になります。