医療安全委員会 - 委員会

歯科治療時の誤飲・誤嚥に関しては、治療時に可能な限り予防策を講じることが重要であるとともに、患者が誤飲・誤嚥した時は速やかに対応することが必要です。さらに時として窒息という重篤な合併症を招く可能性もあり、その際は緊急を要します。

そのため歯科医師だけでなく、衛生士をはじめスタッフ皆が歯科治療時の誤飲・誤嚥への対応を、日頃より研修しておくことが重要です。その研修の際の教材の一つに、下記の動画を紹介します。歯科麻酔専門医であられる岸本直隆先生が代表を勤めている、歯科医院での患者急変に対応するためのstudy group「AneStem(アネステム)」が配信している「歯科治療中の誤飲・誤嚥・窒息の対応」というYouTube動画です。26分程の動画ですが、誤飲・誤嚥が疑われた際の対応をフローチャートで示し、さらには窒息時の解除法まで分かり易く解説されています。施設内のスタッフで一見することをお勧めいたします。

【歯科治療中の誤飲・誤嚥・窒息の対応(AneStem)】
https://youtu.be/WAfy8PiWl_k

日本障害者歯科学会医療安全委員会
小野智史


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